2026
02.14
バレンタインデーの想い出であります。
占いを始めた頃、私メは禁書という文字に惹かれて片っ端から古い書を求めたものでございます。
そのなかに「魔の呪法」なるものがございます。外国の書でありました。
翻訳を試みたところ、ひとつに、「惚れ薬の作り方」がございました。
チョコレートに生理の血を混ぜ、それを蜘蛛といっしょに擦り込ませる云々。
博学ぶって、あるお女性に教えたのであります。
そーして月日が経ちました。
バレンタインデーの当日、そのお女性に誘われるままに、飲み屋に。
そこで手作りのチョコをプレゼントされたのであります。
もうお分かりでありましょー。
そーです。
たぶん、いや、きっと、生理の血を混ぜ込んだ「惚れ薬」に相違ございません。
お女性は、「ここで食べて」と私メに迫るのでありました。
うううう。
食べました。
効きましたです。
別のお女性に対して。
2026
02.13
立春に瓶詰めした、清酒を頂いたのであります。
よし、では縁起をかついで2月17日の旧暦の元日に味わおうと思いました。
いや、思っていたのでございます。
ダメでした。
お酒を前にすると忍耐することのできないタチなのであります。
明日は何がおきるか分からない。
生きている保証だってないのだ。
何が縁起だ。
当日になったら、新しいヤツを買えばイイではないか。
口実はいくつも出るのであります。
将来に備えての資金作りとか、老後のための健康法とか、今を犠牲にすることが正しいとされていることが多いのでありますが、この分だと他国にためにとんでもない出来事が発生する感じではありませんか。
先手をうって他国を侵略をするにしても、一歩先は分からないのであります。
ということで、封を切ることにいたしましたです。
新酒のことを申しているのではございませんです。
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2026
02.12
恋が相手への義務となったとき、人はガラスの向こうを眺めてしまうのであります。
本能という陽光を。
裏切りと承知のうえで、義務は、嘘や誤魔化しを生み、苦しみに悶え、けれど、いちど開け放った窓を閉じることが出来ないのであります。
この繰り返し。
神様まで創造した聡明な頭脳を持ちながら、ケダモノと同じ下半身を具備しているのが人間なのでございます。
長いこと占いを生業としていますと、頭脳と下半身がサーモスタットのよーに、離れたり一致したりする単純なよーで、喜びと憎しみ、悦楽と苦痛、希望と後悔などなどが手に取るよーに見えてまいります。
人間は、未来は分かりません。いや、未来という言葉を知っているだけに、分からぬ未来を畏怖するのでございます。
残酷な時間は、現在という一点の位置から未来へしか向かわぬ一方通行でございます。
「婆ぁ」「爺ぃ」
若い頃に放った様々な言葉は、老いた時、過去から復讐の木霊によーに飛んできますが、が、だからといって過去に縛られることはないはずであります。
30年ぶりに現れた昔の少女の鑑定でございました。
翳りが始まった肌が襟ぐりからのぞしていましたが、しかし、まだまだ恋愛可能でありました。
義務と本能のはざまで悶えているうちは、幸せなのであります。
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